inward
ワガ ココロノ ウチナル コエ
DIARY OCTOBER 2016
20161002
この仕事、「出勤・退勤」とか「休日出勤」とか「残業」という概念があまり馴染まないのが、良いも悪いも悩ましいところ・・・
やれやれ・・・
20161012
今年一番の山を乗り越えて、ほっと一息。
そして、季節的には自転車のベストシーズンなので、色々な妄想がボクを誘惑する。
20161013
自転車に乗って自転車操業。どうやらこれがボクにとって一番ペースがつかみやすいスタイルのようだ。
故郷の町を走ると、すべての道程において目に触れるものすべてに思い出すことがあり、同じ10㎞でも何倍もの距離に感じる。
風の抵抗ならぬ、認知的抵抗が強くて、先に進めないという感じ・・・。
20161014
それは「戦闘」か「衝突」か。言葉の問題ではないような気がするが、言葉の問題だと大臣が主張する。
そんな「司令官」に命を預けざるを得ない末端の「隊員」に衷心よりお悔やみ申し上げる。もはや同情の域を超えている。
昨日、自転車で走っているときに、複数の警察車両が並び、やたらと物々しい「現場」を通り過ぎたのだが、夕刻のニュースで
それが死亡ひき逃げ事故の現場であったことが分かった。・・・いかんいかん・・・
今日、峠の下り道を車で走っていたら、真っ白く焼け焦げた大型トラックが道端に佇んでいるのを目撃して絶句した。
昔から「天下の剣」と称されたそこは、やはり今も「難所」であることに違いはなかった。コイルと思しき積荷まで真っ白く
なっていたところを見ると、そりゃあ凄まじい車両火事だったのだろうと察して余りある。・・・いかんいかん・・・
20161015
午前中に始まった活動を終えたのが14時。慌ただしく昼食を済ませたのち、調べ物をするために福助を連れだって車で30分ほど走ったところにある中央図書館に向かった。福助を連れて行ったのは、単に父親のエゴで、最近あまり一緒にいてあげられないから無理やり連れて行っただけのこと。
別に図書館で福助をかまってあげたわけではなく、「お前は好きなところで適当にしていろ」と放り出して、ボクはボクの調べ物を
勝手にしていたのだから、福助にしてみればえらい迷惑な話だったろう。
結局17時閉館だったので、実際に調べ物ができたのは1時間と少しくらい。あっという間に時間が来てしまった。
20161016
j自宅で機械的な作業に没頭する。ここ1週間はずっとそんな調子である。火曜日には決着するのでそれまでは我慢である。が、決して愉快な作業ではない。
遅い昼食の後、気分転換を兼ねて、プジョーでぶらっと出掛けた。かつての通勤路を繋ぎ合わせてぐるっと走る。ざっと25㎞というところだろうか。メンテナンスを怠っているプジョーはフロントギアのまわりからギシギシと油の切れた音を出している。悲しい啼き声のようだ。タイヤが太くて荷物も積めるバイクはやはり気楽でいい。勤務地でも1台欲しいところ。物欲に囚われる。
20161023
妻と福助が映画を観に行くというから付いていった。
「君の名は」を観た。
実によかった。涙を流してしまった。さすが、ヒットしているだけのことはあると思った。
シン・ゴジラも観てみるか。
20161031
世の中がどんなに変わろうと、ボクにはハロウィンは一切関係ない。日本には秋祭りがある。
今日も寒い。腰と足の痛さにたまりかねて整形外科に行く。レントゲンを見ると、骨に異常はなく、ヘルニアでもなさそうだ。要は筋肉を傷めたけれど、年のせいで治りが遅いということになるのかな・・・。
それでも夕方にはプジョーをゆっくり漕いだ。
20161030
用事があって池袋に出かける。途中渋谷の地下を経由したが、仮想した人々を少しだけ見かけた。
何が楽しくて由緒のよく分からん騒ぎに加担するのか。ここ10年くらいの幼児教育の影響だとボクは勝手に思っている。
20161029
午前中の活動を終えたらグッタリ疲れてしまった。最近こういうことがとても多い。
20161028
早めに東京に帰ろうと思っていたのに、結局一日を研究室で過ごす羽目になった。仕事だから仕方ないか。
ありがたいことだ。
20161027
付け焼刃の日。冷や汗をかきながら仕事をする。
夜、実家に寄ると外出して帰宅したばかりの父が珍しく背広を着ていた。老いたとは言え、やはりネクタイを締めると貫禄がある。その姿を見ていると嬉しくなった。
20161026
今日は、昨日雨のために置き去りにされたMR4に乗って帰宅した。
普段通勤で走る道よりも近道があるのではないかと、新幹線沿いの道を選んで走ってみる。
生まれ故郷のはずなのに、生まれて初めて走る道がまだまだたくさんあることに気が付く。
おそらく1㎞くらいはショートカットできる道を見つけたが、同じ道をもう一度走れるだろうか・・・。
20161025
朝、駐輪場に自転車を停めて屋根の外に出たときに、ポツリと雨が降ってきたのに気が付いて、その時に初めて今日は雨が降るかもしれないということに思い至った。
果たして、午後には雨が降り始め、夕方には本降りとなってしまった。以前なら無理を押して自転車に乗って帰宅するところだが、今日はもう、大人になって、自転車を置いて電車で帰った。この選択は正しかったと思う。
20161024
記憶にも残らないような希薄な一日