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Diary November 2015

2015/11/01

あれだけこじれにこじれていたのに、たった1日顔を合わせただけで、そんな簡単に「正常化」するものだろうか?

「特定の過去ばかりに焦点を当てていては」という発言は、結局何も変わっていないことを物語っているのではないだろうか?本当のところはさておいて、とりあえず握手をしておかないといろいろとメンツが立たないから、とりあえず「正常化」

したことにしましょうよ、と口裏を合わせてるだけなんじゃないか、と、単純に思ってしまった。

形だけの仲直りは喧嘩より性質が悪いんじゃないのかな?あべちゃん、あんなことで大丈夫なのかねぇ・・・

 

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福助は学校の友達5人を引き連れて第3回目の電車旅に出かけた。

いくつかの電車を乗り継いで、動物園に行くのだそうだ。

妻とまるちゃんは連れだって街へ買い物に出かけてしまった。

ボクはずっと引き篭もって自分の世界で遊んでいた。

一見不健康なように見えるが、精神的には実に健康的で充実した時間を過ごした。

 

充実の原因はこれ↑。地面を塗り直し、バラストを撒き、レールを錆色に着色した。買い物から帰宅した

まるちゃんに「どうだ」と今日の作業の成果を自慢したが、愛想笑いをされてしまった。それでもいいのだ。

2015/11/04

急に寒くなったので、慌てて冬物を引っぱり出して着たものの、いざ歩いたり動いたりすると、微妙に汗をかく。

それでも真冬よりはずっとましか。

 

急な用事で都内に赴いた。

低く斜めに差し込む夕日が灯り始めた街の明かりと相俟って実に幻想的な情景を見せてくれた。

それでもやはりボクはこの大都会には馴染めない。なぜかわけもなく不安と焦燥に駆られる。

そこは華やかでありながら、常に誰かとの比較を強いられるからか。

ほら、交差点をUターンしてイタリア生まれの白いスーパースポーツがV12サウンドを響かせて50mダッシュを決める。

羨望と冷笑が混在する。

 

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「なるほど、思った通りには事は運ばないな」と、感じることは常日頃あるのだが、今日は特にそのことを痛感した。

勝手に抱いた期待が大きかった分、空振りのショックは小さいながらも鋭く胸に響いた。

まぁ、大局的には既にホームランを決めているので、この際小さいことには目をつむり、次を考えることにしよう。

2015/11/06

昨日は少し体調を崩していたのだが、今日は復活。MR4で出かけた。寒いと思っていたら単なる思い込みだったようで、

研究室に着いた頃には汗まみれになっていた。

今日はひたすら自炊に励み、なんとかひと段落つけることができた。抱えるほどの冊子が重さのないデータに

なってしまうなんて、すごいことだなと思った。スキャンスナップ様々だ。

そのかわり本のありがたみがどんどん消えていくようだ。

 

今日の帰り道は追い風でももらっていたのか、やたらと脚が回り、駅前通りをかっ飛ばした。

最近はロードバイクに乗っても思い切りペダルを漕ぐということをあまりしないので、我ながら驚くほど新鮮な経験だった。

長い下り坂をペダルを回さず惰性で下るのも、実に爽快だ。

 

本日の走行距離:19.9km、所要時間:1時間5分、平均速:18.2km/h、最高速:41.8km/h、今年の累積走行距離:約2018km

 

旅の思ひ出:松本で大阪の友人が名古屋経由(!!)で乗っているはずの特急しなのに乗り換える。もちろん大人なのでグリーン車前面展望。先月掲載していた動画はこの特急で撮影したもの。

2015/11/07

こういうニュースは非常に気になる。

ついでに、こっちも気になる。そうか、「約」30㎞圏内なんだ。

ボクらは知らされるべきことをしっかりと知らされているのだろうか。

恐らくは何にも知らされないままに済まされているに違いない。だとしたら、どうやって身の回りに起きていることを知ればいいのだろうか。

 

今日の午前中の空振り感はなかなかのものだった。こういう経験はボクにとっては珍しいことではないが、それでもそれなりに考えることは多い。

まあ、いちいちこんなことで凹んではいられないし、凹んでもいないのだけれど・・・。

 

今夜は妻と福助が用事があって出かけてしまった。「晩御飯はまるちゃんと相談して、仲良くやってくださいね」と妻の言。

「どこか食べに行こうか?」とまるちゃんに話しかけたけど、「おとうさんごはんにするか!」と自炊をすることにした。

主菜は「タマネギと牛肉のケチャップ煮」、副菜は「きんぷらごぼう」と「味噌田楽」。

久しぶりにがんばりまして、父娘そろって黙々と食事(黙々と食べるのは、美味しい証拠)。父娘そろって大満足。

 

本日の走行距離:13.2km、所要時間:50分、平均速:15.3km/h、最高速:34.7km/h、今年の累積走行距離:2031km

 

旅のおもひで:観光列車「べるもんた」としてリニューアルされた車体に今でも残る「日本国有鉄道」のプレートに鉄道マンの「意地」と「誇り」が示されているように思う・・・。

高岡駅にて、キハ40系2態。新高岡から城端線で進入した「べるもんた」はこの後、旅客を乗せたまま構内の「渡り線」を移動して氷見線へと入線する。テツ(=アブノーマル)的にはたまらない「イベント」だがあまりにマニアすぎるので、一般客(=ノーマルな客)には単なるかったるい時間かもしれない。

高岡駅にて、城端線から氷見線に入線した「べるもんた」と「忍者ハットリくん列車」の2ショット。

氷見線ならではの光景。テツ的にはたまらないが、非テツには恐らくどーでもいいショット。

 

ただ、こうして見ると、キハ40系のデザインの秀逸さに只々驚かされる。

 

2015/11/08

午前中は、とあるイベントに参加した。久しぶりに「仕切りの悪さ」を経験する。

行事を円滑に運営するっていうのは、実はすごいことではないかと思う。全体を見渡す能力と段取りを想定する能力が求められると思うが、

そうした力を身に着ける場は、意外と少ないし、そうした力を身につけている人も意外に少ない。

旅のおもひで:観光列車「べるもんた」で注文した「ほろ酔いセット」。氷見の地酒と地元特産の珍味が味わえる。値段もまあそれなりにリーズナブル。飲んだくれには最高。

観光列車「べるもんた」は雨晴海岸付近で徐行運転と一時停車をしてくれる。海側のカウンター席が取れればベストだが、山側の4人掛けボックスシートからでも景色は存分に楽しめる。

2015/11/13

実に久しぶりの更新になってしまった。

特別な理由はありません。ボクは元気です。

 

月曜日は無意味で不毛な会議に時を費やし、火曜日は有意味有意義な会議で頭に汗をかく。

水曜日は予想外に時間に追われ、木曜日は悩ましい問題に頭をひねる。

今日は福助の学校の展覧会を見に出かけ、髪を切り、夜は再び頭をひねった。

福助の展覧会と散髪以外は、多かれ少なかれ今のボクの中途半端な立ち位置が微妙に影響しているようにも思えて、

早いところ何とかしたほうがいいなと思い始めている。まあ、あともう少しの辛抱・・・。

旅のおもひで:今回の旅では氷見の温泉民宿「あおまさ」に投宿。風呂は最高。料理も最高。そして何より、窓を開ければ、すぐそこは砂浜と海という絶好のロケーション。もっと早起きしていれば、海からの日の出が拝めたのだが・・・

氷見はハットリくんのふるさととも言える町。

そして、喪黒福造に「ドーン」されるボクたち・・・

2015/11/15

白人がマジョリティの国で爆弾テロがあると、とんでもない大騒ぎになる。

ボクらが日常的に接しているSNSなどのITメディアがいかに欧米系・白人系なのかを痛感した。

 

実は今年の7月にはバグダッドで、自爆テロがありその時は86人が犠牲になっている。犯行は今回のテロと同じ集団によるとされる。

実は約1年前にはシリア空爆で民間人を含む900人が犠牲になっている。

こんなに大騒ぎにならなくても、ほぼ毎日のように世界のどこかで自らの身体に爆弾を巻きつけた人間が

人混みの中でスイッチを押している。

テロによって何かが解決されるとは思わないし、そのこと自体が人の尊厳を踏みにじる卑劣極まりない行為であると思うけれど、

だからと言って、即座に「連帯だ、連帯だ!」と叫ぶのも、ボクは躊躇する。

フランスさんだって、植民地時代からそりゃもう相当すごいこと、してきてるじゃないですか。

だから、ボクは今回FBの「トリコロール・キャンペーン」にはドン引きです。

「人類に対する挑戦」といって巻き込もうとする人もいるようだが、それは非常に迷惑な話で、

そもそもが「因果応報」なのではないかと思ってしまうのだが、これは間違いだろうか。・・・大いに顰蹙を買いそうだけど・・・

 

2015/11/18

今回のテロは一種のショック・ドクトリンと言えるのだろうか。

経済的なそれではなく、政治的な「ショック」はあの国だけでなく、この国にも及んでいるとみることができるだろう。

テロは絶対嫌だけど、大統領権限の強化はもっと嫌だ。あの国の民でなくてよかったとほんとに思う。

・・・と思いきや、この国でも何とも怪しい動き・・・

テロにかこつけての権限強化はあまりに危険で胡散臭い。

とはいえ、今や国家が率先して公然とスラップ訴訟を行う時代だけに、「共謀罪」法案が成立しても驚かないけれど・・・

・・・「共謀罪」の根底にはある種の「陰謀論」があるように思える。要は疑心暗鬼なのだ。

一度疑心暗鬼に陥った権力者は本当に手に負えない。幸か不幸か、ボクはそういう権力者を間近に見ているし、現に大迷惑を被った。

その陰険さと陰湿さ、ジメジメネチネチとした粘着性、そして残酷さをかなり身近に感じることで、ボクは相当大人になったと思う。

けれど、その経験を得たことに感謝など絶対にしない。経験しなくて済むのならそれに越したことはないからだ。

 

 

最近は日が落ちるのがとても早くなってしまった。夕方5時には真っ暗である。

昨日、夕方になって福助が自転車に乗って妻を駅まで迎えに出かけたのだが、帰宅後妻が開口一番、

「福助の自転車のライトが暗すぎる」と言うのである。

確かに、福助の自転車のライトはボクが20年近く前に購入したお下がりのライトで、単三電池4本で白色LED3つという仕様。

今どきの高輝度LEDよりも暗い感じなので、前照灯というよりはポジションランプの類である。

ただ、街灯もない真っ暗な道をそれなりのスピードで走り抜けるためのヘッドランプは相当値が張るという先入観から、

妻の言葉に対してボクは「明るいライトは高いよ」と口を滑らせてしまった。

「あんた、それはおかしいでしょう」と妻の尤もな怒りを買い、

「どれどれ、いいライトがあるかどうか探してみよう」と肩をすぼめてPCに向かった。

結果、そこそこの明るさのヘッドライトが思ったより手頃な値段で入手できたのである。

 

C2に今も装着しているヘッドライト(どうやら断線しているらしく、新しいライトに取り換えないといけないのだが・・・)が

相当高額だったことに比べると、この値段でこの明るさか・・・と目を見張るほど。

いやはや、LED技術の進歩には全く驚かされる。そしてそのおかげで妻の納得も得られたのである。何ともありがたい・・・。

それぞれの自転車乗りにとって、ヘッドライトとテールランプは結構こだわりが出るのではないだろうか。

ボクは現在メインで使っているライト(写真左端)に行き着くまでに、結構散財していて、

結果的にヘッドライトは今まで失くしたものも含めて8個持っている。テールランプは5個・・・。

使い方に合う気に入ったものが見つかるまでは試行錯誤、紆余曲折があるのだ。

2015/11/19

その歴史認識が正しいのかどうかの判断は、まったく横に置いといて(ボクにとってはだれが主導権を握ったにせよ、一連の行為そのものを

必要としてしまう戦争そのものが狂気であると思うので、どっちが「真実だ」という議論にはあまり関心が向かないのである)、

「秩序の維持などのためには言論の自由や学問の自由は制限される」という某国検察の判断は他国のこととは言え、超びっくり。

いやいや、この国も遠からずそんなことを言い出しそうな気配がするぞ・・・

ボクは既にこれに近い事態をかなり身近に経験しているがゆえに、とても他人事には思えない。

このニュースをこの時期に某政府広報・・ぁ、ぃゃ公共放送で流すのは、特定の政府側の意向があるのだろうか。と勘ぐってしまう。

つまり、批判的言論をすると、こうなっちゃうよ・・・と。

ぃゃ~・・・こんなことがシャレにならない時代になりつつある・・・コワイコワイコワイコワイ・・・

 

今朝、福助の通う小学校で音楽集会があり、そこで来週本番を迎える市内の連合音楽発表会の予行演習を兼ねた発表をするのだが、

保護者も参観していいというので、ビデオを持って出かけた。

合唱と合奏それぞれ1曲ずつで、合奏曲の題目は「銀河鉄道999」。

曲を聴きながら歌詞を呟いていたら何だか知らないが涙が落ちそうになってしまった。

最近、涙もろくていけない。

 

夕方、あまりにお腹が空いてしまったので立ち食い蕎麦屋に駆け込んで、かけそばを食べた。

ふと、小学生の頃に、児童会館の隣にあった小さな売店で1杯100円かそこらのかけそばをよく食べていたことを思い出した。

薄っぺらな蒲鉾が1枚入っていたあのそばは、妙に美味しかったなぁ・・・。

2015/11/21

相変わらずのフランスキャンペーン。やっぱり違和感を感じてしまう。

テロにあっているのはフランス人だけではない。シリアでもイランでもバグダットでも連日のテロで驚くほどの人が命を落としているのに、

どうして白人マジョリティの国のテロだけがクローズアップされるのか。

これはむしろ、もっとドラマティックなテロによる悲劇をスクープしたいマスコミの「煽り」であるとも思える。

いつかこの国でも、テロが起こらないとも限らない。そう、マスコミが騒いでいる。でもそれはあくまでの可能性の一つであって、

何ら具体的な証拠に基づいた「報道」ではない。今や、どこでもテロに遭遇しうる可能性があることは、子どもでも分かる。

だからこそ、そんな誰にでもわかることを、あえて何度も繰り返すマスコミの姿勢は危険に思える。

かつての世界大戦を、実は大新聞がこぞって称揚していたことを忘れてはならない。

発行部数(=視聴率)を上げるために、マスコミは好戦気分を盛り立て世論をして開戦を導いた。

果たして、

今朝出かける前に見ていたワイドショーの中で、一連のテロが扱われていた。

空爆がテロを助長しているという批判に対して、大手新聞社の論説委員のおじいちゃんが「なぜ空爆しなければならないのかを

考えれば、そうした批判は的を得ていない」と怪気炎を上げていた。

しかし、そもそもなぜテロが起きるのか、その歴史を辿れば、必ずそこにはいわゆる西欧列強の傲慢な植民地政策があるわけで、

それを抜きにして単純な空爆擁護をするあたり、さすが政権寄りの大新聞様だなぁ・・・と呆れてしまった。

 

テロと空爆という絶望と憎悪の奇妙な連鎖の中で、結局莫大な利益を手にするのは軍産複合体と石油産業あたりだろうか。

軍隊そのものが近代工業のほぼすべてを網羅する工業製品の塊だから、戦争に関わる国家の製造業のほぼすべてが経済的な恩恵を

受けることになるのだろう。

事実、この国の高度経済成長の裏には、朝鮮特需という朝鮮戦争による戦争ビジネスがあったではないか。

日本人が勤勉だから高度経済成長を成し遂げたとするマスターベーションな「取り戻す」論がお年寄りの得意技だけど、

勤勉さだけじゃなくて、勤勉に働いて作ったものが売れるマーケットがあったという構造的な要因を見落としてはいけない。

 

せいぜい10人かそこらのテロリストを暗躍させるコストをかけるだけで、全国家レベルの警戒態勢のために安全保障マーケットが高騰し、

高額な武器と燃料が飛ぶように売れていく。こんなに美味しい「ビジネス」は他にないではないか。

もっとも、そこで尊い人命が失われるということを度外視すれば、という条件付きなので、これは文字通り悪魔の商売ということになる。

ISの資金源は、実は石油の闇取引などではなく、単純に軍産複合体そのものなのではなかろうか。

もしそうなら、まわりまわって各国の軍事費(=税金=私たちのお金)がかれらの暗躍の源泉になっているということになる・・・

だれかそんな小説を書いてないかな・・・

 

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久しぶりにMR4を駆る。サイクリング日和だったので、全部放り出してロングライドに出かけてしまう衝動を抑えるのが大変だった。

午後はサッカーの試合に出かけていた福助を迎えに車を走らせた。試合会場までさほど距離があるわけではなかったのだが、

連休頭の週末だけに交通量が多く、ちょこちょこと渋滞が続いたために意外に時間がかかってしまった。

 

 

2015/11/22

46回目の誕生日を迎えた。もはやアラフォーではなく、アラフィフに近くなってきたと思うと、何とも言えない気分になる。

とは言え、せっかくの誕生日なので楽しもうと、C2で江の島に向かった。

強い北風に背中を押され行きは非常に順調に走る。片瀬漁港の岸壁で海を眺めながらコンビニ飯で昼食を済ませた後は、

鎌倉まで足を延ばして長谷寺と八幡宮にお参りをした。

帰り道は逆にえらく強い北風に寒い思いをしながらノロノロと走り、家に帰り着いたときには結構ぐったりしてしまった。

夕食時には家族が盛大にお祝いをしてくれて、家族のありがたみを心から感じた。

近年稀に見る、充実した誕生日だった。

ありがとうございました。

 

昨日からの走行距離:88.6㎞(本日約76㎞)、所要時間:約5時間、平均速:18.3㎞/h、最高速:51.3㎞/h、今年の累積走行距離:2120km

2015/11/23

昨日も相当寒かったように思うけれど、今日吹いていた風は昨日よりももっと寒くて強かった。

考えてみれば、もう11月も下旬ではないか。

今年は大雪になると予想する天気予報士もいるようなので、そろそろスタッドレスに履き替えようか。

 

本日の走行距離:6.9km、所要時間:30分、平均速:6.9㎞/h、最高速:42.5㎞/h、今年の累積走行距離:2127km

2015/11/25

その昔Ace Combatという、空中戦を模したシューティング・ゲームがあって、ボクも夜な夜なパイロットになって大空を駆け巡っている

つもりになっていたものだったけれど、そのストーリー設定が今のシリア領空内のぐちゃぐちゃな状況に非常に似ている。

ニュースを見ていると、小説ではなくゲームみたい、と思ってしまうのである。

 

この冬は、今日という日がスタートなのだなと、明確に分かる一日だった。

インフルエンザの予防接種を受けた。例年、接種した箇所が痒くなったり、腫れたりして少し憂鬱だったのだが、

今年は注射する人が上手だったからなのか、特に痛くも痒くもなく、接種したことを忘れてしまうくらいである。よかった。

 

部屋の片づけをしている最中に、軽いものを持ったままの中腰の姿勢で、うかつにも結構大きなくしゃみをしてしまった。

瞬間、鋭い痛みが腰に走り、「しまった!」と自分の不注意を深く後悔した。

昨日、かなりの重量物を持ち上げたりしていたので、気を付けなければと思っていたのに、である。

幸いにして「ギックリ」というところまでは至らなかったが、気を抜くと腰が痛む。ムムム・・・

2015/11/27

偶然流れ星を見かけた。白い月が闇夜を紺色に染めている中、ツーッと白い輝きが流れ落ちた。

「・・・あ~・・・あれは、流れ星だな~」とボクはだらしなく口をあけるだけで、願い事などいう暇はなかった。

何かが光っているな、と認識してから、流れ星が流れて消えるまで、思い返せば十分に願い事を言える時間があったと思う。

でも、「あ、あれは、流れ星だ」と改めて認識するまでには相当な時間がかかっていて、やはり「願い事」どころではなかった。

視覚的に流れ星を認識すると同時に願い事を口にすることができる人は、いつ流れ星を見つけてもいいように、常に「願い事」を

復唱しているに違いない。一般的には咄嗟に都合よく「願い事」など出てこないだろう。

願い事が言い果せなくても、それを見たこと自体が吉兆であればいいのだが・・・。

もっとも、歴史的には流星や彗星は吉兆よりも凶兆であることのほうが多いようだけれど・・・

 

手帳とにらめっこしながら、段取りを考える。このところ時間の感覚が緩くなりすぎていて、どうもまずいと自覚している。

下手をすれば年明けからにっちもさっちもいかなくなるような不安を感じているので、今から何をしなければならないのかを

頭に入れておかなければならないのだ。でも頭に入れているだけではどうにもならないので、同時に行動しなければならないのだけれど、

行動を起こすタイミングも重要なので、さて、どうしたもんだろうかと、一人悶々と手帳とにらめっこなのである・・・

あ、この文章も堂々巡りになってしまった・・・

 

 

2015/11/29

なるほど、ボクもこのセンセイにならって、らいざっぷに行こうかな~♪

もちろん、センセイが政治資金を使われたように、ボクもダイエットを研究するために「研究費」から費用を捻出するのさ~♪(嘘)。

センセイが「政治家としてスポーツ振興に力を入れている」のなら、

ボクだって「研究者としてダイエットに力を入れている」のだから~♪(大嘘)。

まったくこんなんだから日本の政治家はダメなのだ。

こういう行為の一つひとつがこの国の政治家に対する国民の信頼を失わせていることにどうして気が付かないのだろうか。

75万もの血税をてめえのダイエットに費やす暇があるのなら、皇居のまわりを走ってろ、と言いたい。

いやいや、そんな暇があるのなら、選挙区に戻って有権者の間を這いずり回れと言いたい。野党ならなおさらだな。

 

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ふとしたことで、偶然にも名店を発見する。

何の変哲もない駅裏の路地にある古ぼけた中華料理店。

一人で入るにはちょっと勇気がいる店構え。

休日の昼時にたくさんのお客が入り、見かけとは裏腹に実に活気あふれる店内。

平日にその店の前を通りかかると、とてもそんなにお客が入っている様子はうかがえないのだけれど・・・

 

メニューも料理の味も、びっくりするほど美味しいというわけではないし、何か凝っているということでもない。

でも、一口食べてみると、実に「安心」するのである。

どこか心がほっとする感じ。意識していない緊張がゆっくりほどけていく感覚を覚える。

 

一緒にお店に入った福助も「おいしいね」と呟いた。ボクの友人も「ほっとするね」と笑顔を見せた。

こういう料理を食べられるお店がもっとたくさんあればいいのにと、一昔前を懐かしく思った。

また今度行ってみよう。今度は一人でも入れるな・・・。

 

2015/11/30

正直に言うと、ボクは水木しげるの描くキャラクターのタッチがあまり好きではなかった。

それでも、ゲゲゲの鬼太郎のアニメは見続けてしまった。氏の描くおどろおどろしい絵は

幼いころのボクの目を釘付けにして離さなかった。

水木しげるの真骨頂は『敗走記』などの戦記物だと確信する。

そのインパクトと生々しさは『はだしのゲン』をある意味で凌駕する。

マンガという誰もが親しみのあるメディアを通して、

戦争の悲惨さを末端の兵士の立場から描いた作品は氏の作品以外あまりないのではないだろうか。

 

惜しい人が亡くなられた。

今頃は本物の閻魔様に出会って、きっと喜んでおられるに違いない。

そして、ぜひ地獄を見に行かせてくれとせがんで、閻魔様を困らせているに違いない。

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