Diary August 2014

2014/08/01

朝の連続テレビ小説に触発されて、この齢になって初めて『赤毛のアン』を読了した。

てっきりおてんば娘の悪戯話が延々と繰り広げられているのかと思ったら、まるっきり違っていた。

近代教育とジェンダーのテキストそのものではないか。とても面白かった・・・というよりも、興味深かった。

すかさず続編を、今度は電子書籍版でダウンロードした。

 

と言いつつ、電子書籍では古典SFのE・E・スミス『宇宙のスカイラーク』を読んでいる。

あまりに現実的な現代的ハードSFは、その緊迫感がたまらないが、こちらも疲れてしまう。

だからたまには、子どもの頃に親しんだ単純に楽しめるSFを、と思ってダウンロードしたのである。

これまた、アメリカ的価値観満載で、すぐに起業やら特許やら金絡みの話が出てくるところが面白い。

白人上流階級の主人公たちが織り成す、ある種楽天的、あるいは牧歌的な世界観は、何も考えずに読めばとても楽しい物語ではある。

映画化されないかな・・・。

 

***

 

遅い昼食にとんかつ定食を食べたのだが、明らかにカロリーオーバー。

それを消費するために、夕方、MR4で出かけた。

クランクを回していると、なんとなくBBの辺りから微妙な振動を感じるような気もする。

MR4をオーバーホールしてもらったのは、いつのことだったっけ・・・。確かその時はBBはどんなふうにメンテナンスしてもらったんだっけ・・・。

それほど上等なBBが奢られているわけではないので、もしかしたら交換した方が良いのかもしれない。

 

夕方とは言え、かなりの蒸し暑さで、今日はヘルメットを被っていたこともあって、かなりの熱が籠る。

走ることが目的なので目的地などどこでもよいのだが、それだけに、明確な目的地がないと少しつまらなくもある。

とりあえず「海」を目指して南下して、一応「海」を見たけれど、どうもいまひとつピンとこない。

何かいい「目的地」は見つからないだろうか。

 

本日の走行距離:41.4km、所要時間:2時間15分、平均速:18.5km/h、最高速:37.0km/h、今年の累積走行距離:約866km

 

2014/08/02

 

夕方、職場で携帯が鳴った。福助からだった。

「あのね、駅前でお祭りがあって、お姉ちゃんはでかけちゃったんだよ。」

「ふぅん」

「お父さんは、いつ帰ってくるの?」

「ん~、もうすこしかな?」

「ああ、そうなんだ。ちょっと待ってね・・・」(妻と何やら話し込んでいる気配)

「あのー、お母さんは、今、ベランダの掃除をしてるんだよ。お父さんは、どうする?」

「どうするって?おまつりのこと?」

「うん。お父さんは行きたい?」

「いや、お父さんは別に行きたくない。お母さんと行くなら行っていいよ」

「あ、そうか。ちょっと待ってて」(再び妻と交渉中の気配)

要は、福助もお祭りに行きたくて仕方ないのだ。福助が電話口に出た時に、「いいよ、今から帰るから、ちょっと待っててね」と答えた。

 

このお祭りは、何を祭るのだ?

という疑問は、脇に置いておいて、駅前に佇むと、実はこの祭りが学生時代に没頭していた「祭り」によく似ていることに気が付いた。

ちょうどあの駐車場と同じような広さのバスロータリー。・・・植え込みの中の櫓。・・・「奉賀店看板」と同じような看板。

町内会やら何やらの素人団体の模擬店。メインステージと「唐傘万灯」に仕掛け花火こそなかったが、ちょっと学生時代を思い出した。

手ごろな値段でいろいろと買い食いできるので、福助と二人でちょっとした食べ歩きをして遊んだ。

 

福助は、射的と輪投げという射幸心を煽る極めて非教育的な娯楽に自らのお小遣い300円をつぎ込み、10円相当と思われる腕輪と飴玉を獲た。

まあそれでも、一応「楽しんだ」という実感は得たようだ。

 

2014/08/03

 

防衛省が税金を使って兵隊の募集をしている。非常に違和感を感じる。

そう言えば昨夜の祭りでも、保護司がポップコーンを売っている模擬店の横で、防衛省のリクルーターが防弾チョッキとヘルメットを見せびらかしていた。

「銃弾等の破片から身を守る」のだそうだ。物騒なことこの上ない。集団的自衛権について、議論を吹っ掛けようかと思ったが、福助がいたので諦めた。

 

防衛省が兵隊のリクルートをするんだから、文部科学省は教員募集のテレビコマーシャルでもすればいいのに、と思ったのだが、

考えてみれば教員採用は地方事務だからなかそうもいかないのか。それでも、「詳しくはお近くの教育委員会へ」とか言えばなんとかなりそうだ。

優秀な人材はどこでもほしいのに、なんでやたらと防衛省だけがテレビコマーシャルを打つのだろうか。

あれは、採用が主目的ではなく、我々の感覚を鈍化させるためのある種の愚民政策かもしれない。あべちゃん、おそるべし!

 

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夕方から夜にかけての用事が急遽キャンセルになってしまい、時間を持て余してしまった。

「ちょっとぶらぶらしてくるよ」、そう言って、MR-4で出かけた。

今日はビンディングシューズを履いてみる。以前、自転車屋でお兄ちゃんと相談しながら買ったシューズだ。

あのお兄ちゃんは「ビンディングシューズは、足を固定することが目的だから、多少窮屈でもその方が良い」と言っていたが、

やっぱりこの靴は、ボクの足に合わない。痛い。なんでこんなの買っちゃったかなぁ・・・。

 

それでも、ビンディングの方がペダルは楽なのだ。

今日は、前半は風上に向かってひたすら走り続け、適当なところで風下に向かって折り返した。

本当にフラフラと目的もなく走ったのだが、前半についてはその大半を「生まれて初めて走る道」にしたので、案外新鮮で楽しかった。

スピードは出なくても、路地裏のようなくねくねとした狭い道を走った方が楽しい。

 

本日の走行距離:42.1km、所要時間:2時間20分、平均速:18.2km/h、最高速:43.8km/h、今年の累積走行距離:902km

 

2014/08/04

ボク自身のことではないが、とても良いことがあった。

 

今日は久しぶりにC2に乗る。

ヘッドが緩んでいるのではないかと気になり、お店のお兄ちゃんに診てもらったが、どうやら大丈夫そう。

 

本日の走行距離:約66km、所用時間:約3時間20分、平均速:19.8km/h、最高速:54.2km/h、今年の累積走行距離:約968km

201408/05

 

恐ろしい。自浄機能を失った組織に殺されたようなものだ。

職場で命を絶ったことがその恨みの深さを象徴している。

私事で自ら命を絶つのなら、公の場で最期を遂げる必要はない。

その意味では、まさしく腹を切ったということか。

ただ、惜しむらくは、その責任の取り方は、現在では全く通用しない。

 

学術研究に競争原理を導入し、効率性を求めた一つの帰結が、今回の一連の悲劇と言える。

あの人の自死の陰で、ほっと胸をなでおろしている官僚は少なくないだろう。

死人に口なし。都合の悪いことはすべて彼のせいにしてしまえばいい。

 

あの組織で飯を食う官僚は、絶対にあの組織を潰さない。

自ら腹を切ることなく、甘い汁だけを吸おうとする輩の影がちらほらと見える。

 

 

2014/08/07

このところ、風が強くて困る。願を掛けながら、プジョーのクランクを回す。

向かい風がひどすぎて前に進めない時は、自転車を降りて押せばいい。それだけのことだ。

 

昨日と今日の走行距離:39.7km、所要時間:約2時間半、平均速:15.5km/h、最高速:34.5km/h、今年の累積走行距離:約1008km

2014/08/08

 

あの大統領は軍事介入はしないと言っていたはずなのに、結局は空爆せざるを得ない状況に陥った。

人道上、空爆が必要だと言ってしまった某大統領の姿が痛々しい。

聞けば相当数の邦人が彼の地にいるというではないか。

集団的自衛権、というよりも、個別自衛権の発動すら可能なのではないか???

積極的平和主義だったっけ。まあ、とにかくそういう名前の軍国主義にボクらはいつの間にか引き摺られ始めている。

原爆の日の言葉に、昨年の挨拶をコピペするような男には、もはやあの大戦は忘れるべき汚点と映っているに違いない。

そうでなければ、戦没者たちに失礼極まりないあのような愚行をして平気でいられるはずがない。

あの男には、原爆の日など、どうでもいいに違いない。そうでなければ、原発を海外に積極的に売り込むなど、できようはずもない。

仮に人間としての「良心」というものがあれば、の話である。つまり、もう、あの男は、まともな神経の持ち主ではないということだ。

かの大戦は、毎年思い出すべき貴重な教訓なのだ。それすら理解できない愚かな男が私たちの代表を名乗るとは、なんとも情けない限り。

そう遠くない将来、この国の首相もかの大統領と似たような口をきくに違いない。

「人道上、先制攻撃も止むを得ないのです」ってね。

ぃゃぃゃ、実はかの男にそうした文章を読ませているお役人さんの方がもっと問題なのだろう。

そこに見えるのは人間の姿ではなく、ただひたすら役目をこなす無責任の連鎖。人間不在の権力装置。

そしてその権力装置が具体の力を発揮するとき、ボクらはただただ指をくわえて見ているしかできないのだろう。

あるいは万歳三唱をするのだろうか。

万歳三唱をしているかどうか、管理職は鉛筆片手にボクらの口を見つめるのだ。

せめてもの抵抗に口パクをしたとしても、それは単に自分自身に対する偽善に過ぎないだろう。

 

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実は昨日妻が久しぶりに原付乗ったところ、道路の段差にタイヤを取られてすっ転んだ。

ほとんど歩くようなスピードでこけたので、擦り傷程度で済んだので、まあ、不幸中の幸いか。

その妻が、今日は防水性の生地でできたバックに水筒とともに林檎電話を入れて出かけたところ、なんと水筒のパッキンを外したままでいたのを

忘れていたらしく、バックの中に漏れ出たわずか500ml程度の水に林檎電話が「水没」してしまい、気が付いたときには昇天。

防水性の生地だったのが完全に裏目に出てしまったわけだ。

 

完全に意気消沈する妻を横目に、ボクは林檎屋に出かけて「修理」を要請。

2,3時間は行列だな・・・と覚悟していたのだが、なんと、ボクが出かけたそのお店はほとんど客がおらず、すぐに対応してもらえ、

さらに同一機種の在庫もあって、サクサクと手続きが進んで、即交換終了。

保障プログラムに加入していたので、ただではなかったが、まあ許容範囲内での出費で収まった。

清算時、お店のお姉ちゃんが「今日は空いていて良かったですね。普段は2時間待ちなんてざらですから・・・」だって。

でもまあ、以前まるちゃんの林檎電話が初期不良を起こした時も、このお店を利用したのだが、その時もほとんど待ち時間がなく在庫もあった。

その経験もあったのでこのお店を選んだのだ。単純にお客が少ないお店なのかもしれない。

でもまあ、とにかく、これも不幸中の幸いか。

2014/08/09

 

今年はまるちゃんが高校受験につき、このお盆はどちらの実家にも帰省する予定がない。

世の中、台風のせいで交通機関がマヒしていることから大騒ぎになっているようだが、我が家はまったく関係なく過ごしている。

 

長崎の被爆者代表の挨拶は、実に勇気のある行動だったと思う。賞賛したい。

しかし人間としての心を持たないであろうわれらがあべちゃんには、恐らくまったく響かなかっただろう。

 

ちなみにまるちゃんは、あべちゃんのことが大嫌いだ。

なんで?と問うと、「よく分かんないけど、とにかくこの人は嫌い」とはっきりと言う。

さすが、我が子だ。

 

2014/08/11

 

福助と妻はサッカー合宿で昨日から出かけてしまい、目下まるちゃんと二人暮らし。

とは言え、もう小さなころのまるちゃんとは違って、完全に自律的に受験生してくれているので、ボクとしては何も口出しすることがない。

とは言え、妻が帰ってきたときに叱られないように、しっかりと主夫業に精を出しております。

 

一方で、なんとも、停滞中の案件があり、結構ブルー。。。いかんともしがたく、只々待つのみ・・・。ん~・・・

まあ、仕方がないか・・・

 

2014/08/12

 

いつもながら、気持ちだけが焦る。

 

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まるちゃんを連れて、夕食に出かけた。

肉食系の彼女に何を食べたいか尋ねると、案の定 「肉。」という答え。

こいつは男か、と内心思いつつ、焼肉屋に足を運んだ。

 

ふたりして黙々と肉を口に運んだ。

 

お互いあまり言葉を交わすこともないのだが、父親としては娘とデートしてる気分で、それだけで結構満足。

 

2014/08/13

 

ん~、一体どうしたものだろうか・・・

ストレスだけが溜まってゆく・・・

 

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そのせいもあるのだろうか、夜中に凄まじく恐ろしい夢にうなされ、自分の声に驚いて起きた。

家の中で刃物を振り回す男に追い回されて、ついに切られるという瞬間だった。

いやはや、結構リアルな夢で、ホラー映画顔負けの恐怖。

目が覚めてもしばらくドキドキしてしまって、ようやく再び寝ついた時に見た夢も、あまりスッキリしたものではなかった。

 

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その夢のせいだろうか。とにかく今日は身体が重くて、今ひとつ。

まるちゃんの受験勉強に付き合って、夜更かしがひどいということもあるのだが、とにかく身体を動かさないとこのだるさは解消しないと思い、

懸命に家事に励む。

今日は妻と福助が合宿から帰ってくるのだ。

家の中が散らかっていたのでは、「やっぱりお父さんは当てにならない」という烙印を押されてしまう。そうならないように懸命に働いた。

きっと妻も福助もボロボロになって帰ってくるだろうと思い、夕食も準備する。

家事を侮るべからず。洗濯と掃除で結構な汗をかき、台所で包丁を握っている時には既に身体の重さは解消していた。

 

夜、無事に妻と福助が帰宅した。やっぱり人数が多くなると賑やかになって良い。まるちゃんも嬉しそうだ。

 

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NHKスペシャル「狂気の戦場 ペリリュー ~"忘れられた島"の記録~」を見る。

また悪夢を見そうだ。

一人ひとりの人間はすごく弱い存在なのに、なんであんな悲惨なことが行われるのだろうか。

なんでみんなもっと優しくなれないのだろうか。

今もどこかで引き金が引かれて、生身の誰かが木端微塵になっているのかと思うと、何ともやりきれない。

70年経っても、人間は何一つ学んでいない。実に愚かだな。

・・・あべちゃんとか、こういうの、見ないのかな。

あの人、ボクより20歳くらいしか年上じゃないんだが、あの世代はこんな番組を見るとどんな感想を持つんだろう。

もっとも、見てもなんとも思わないかもしれないけれど。

ああ、そうか、今夜は花火を満喫してるんだ。あの人は

 

どうか、歴史が繰り返されることの無いように。

 

2004/08/15

 

かなり焦っている。そのために気持ちは相当にブルーである。

そんな時に、「自分は揺るがない」と信じ、自らを見つめろという、非常にタイムリーなアドバイスをもらうことができて、とても嬉しかった。

素敵な言葉を投げかけてくださる方に恵まれていること自体、大変な幸運だと思う。

ほんとうにありがとうございます。

 

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69回目の敗戦記念日。そして、3回目の彼の命日。

昨年は山に登って、彼の魂に声をかけた。

今年は山に登る余裕がなく、海を眺めて彼への思いを馳せた。風がとても強く、うねりが高かった。

あれから、もう2年なのか、まだ2年なのか。彼のことを思い出しながら、自分を省みた。がんばらなければ。

 

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すっかり停滞していたことが、少しだけ前進した。

ありがたかった。

何もできないままの一日だと思っていたのだが、振り返ってみれば、それとはまったく逆の、いろいろな出来事に恵まれた一日だった。

 

2014/08/16

 

どこかに出かけたいという家族の要望を受けて、夕方からボウリングに行ってみた。

一体何年ぶりのことだろうか。おそらく20年近くしていなかったのではないだろうか。

まるちゃんも福助もボウリングは生まれて初めての体験で、妻も含めてかなり盛り上がった。

 

お盆とは言え、この地域は地方に帰省する人たちが多いのか、ボウリング場はすごく空いていてのんびりできた。

途中から隣のレーンでプロを目指していると思しき青年が黙々と練習を初め、その技のもの凄さに家族して度肝を抜かれた。

 

ボクの本日のハイスコアは2ゲーム目の135。

3ゲーム目の中盤から崩れているのは、筋肉痛のためと、隣の青年を意識してカーブを掛けようと無謀な投球をしたため。

20年近く振りであれば、こんなスコアでも良しとしましょう。

もちろん、家族の中ではダントツでトップを守り、父親の威厳を保ったのである。

 

明日、ボクの腕はちゃんと動くだろうか・・・

 

2014/08/17

 

E・E・スミス『宇宙のスカイラーク』を読了する。

現代ハードSFにありがちな細かい設定や陰鬱な雰囲気に辟易して、むしろ能天気なあるいは楽天的な雰囲気を楽しもうと読み始めたが、

正直、あまりのおおらかさに後半に入る前からついていけなくなっていた。

確かに、小学生の時に夢中になった活劇調の躍動感あふれる展開は、娯楽としての楽しさを感じさせるものではあったが、

ん~・・・どうにも大味すぎた。時代的にそうした設定や解釈は無理からぬ物とはいえ、やはり光速を凌ぐ速度での恒星間飛行による

ウラシマ効果をどう克服するかについては「それは考えないことにする」というスターウォーズ的特殊効果によって相殺するしかないのだが、

その他も含めて、そうした要素が多すぎた。

クライマックスとも言うべき、最後の艦隊戦の描写は、どう見てもまあせいぜい子どもの遊びにしか映らなくて、ハリウッドのヒーローものを

見させられている気分になってしまった。実際に映画化されたとしても、そうなるだろう。

「地球人類がはじめて太陽系を飛び出し、銀河系から外の島宇宙へと、果てしない旅への第一歩を印したのが、実にこの『宇宙のスカイラーク』の中」

という、評価(kindle版、位置№4568)は分からなくもないが、むしろこうした宇宙観が受け入れられていたということ自体に興味を覚えた。

 

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さて・・・。

 

今日はひとつ人生の勉強をさせてもらった。

いずれの選択肢も正解となる可能性がある中で、これが最適解であると判断することがどれだけ難しいことか・・・。

期待に応えられない不甲斐なさと、そう判断せざるを得ない現実の非情さに、戸惑いながら立ちすくむ。

この齢になって恥ずかしい話だが、大人になるってこういうことか、と感じている。

2014/08/18

 

PMC(Private Military Company)として戦場に入ってしまった邦人を、この国の軍隊は救出しようとするのだろうか。

そもそも、この国にPMCがあること自体、非常に「?」なのだが・・・

 

しかし、考えようによっては、そのPMCは非常にタイムリーな会社だとも言える。

この国の軍隊も、経費節減のためにあの国の軍隊並みにPMCを利用することになるかもしれない。

あれもある種の「人材派遣業」だから、業態としては時代の流れに乗っているということになる。

戦争の機械化(ロボット化と無人化)と、アウト・ソーシングによって納税者への説明責任を果たす、というのは、なかなかシニカルではないか。

いや、きっと、そう遠くない将来、徴兵制に替わるコスト・パフォーマンスの高い戦力の維持手法として、導入される可能性はゼロではないだろう。

 

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やるべきことをこなせた日は、やはり達成感があって、すがすがしい。

 

2014/08/19

 

どうやら拘束された邦人は、「自称」「PMC」ということらしく、結局のところ単なるミリタリーマニアのおっさんらしい。

自己責任の世の中ですから、まあ、適当にやってくださいと言う感想を持つに至る。

政府としては人道上の観点から無事の救出を目指すしかないのだろうが、あえてひどい言い方をすれば、

そんなことまでする価値のあることなのかねぇ。というのが正直なところ。

むしろこれにかこつけて、あべちゃんが積極的平和主義外交をより積極的に発動しないかどうか心配してしまう。

とにかくどう転んでも迷惑な話だ。

彼に見られるようなリアリティに対する想像力の欠如は、しかし、実は日常のいたるところに散見されるような気がする。

福一の事故が収束しないまま、「アンダーコントロールだ」と言い切ったり、自分の国は置いといて、とりあえずどこかの国に原子炉を

トップセールスしちゃう「あべちゃん」とかいう人も、じつはこれ、同類なんじゃないの???

 

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久しぶりに都内に向かう。

電車に乗っていて、座席に座ることができたので、ホッとしていたら、たまたま隣に座った20代後半から30代前半と思しき若者が本を開いていた。

何の気なしに覗いてみたら、ぉぉ、なんと、セーラームーンの漫画本ではないか。

「おぬし、なかなかやるな」と思いつつ、ボクもバックからkindleを取り出して読みはじめる。

40代半ばのおっさんが読んでいるのは『赤毛のアン』の続編『アンの青春』である。

20代後半の若者が美少女戦士セーラームーンをアナログに読み耽る隣で、

40代半ばのおっさんが、『赤毛のアン』シリーズをデジタルに読み入るとは、

構図としては、なかなかおもしろいのではなかろうか・・・。

2014/08/20

 

午後になってMR4で出かけてみたが、まあ、蒸し暑いのなんの。サウナの中で自転車を漕いでいるような気分で、非常に消耗する。

消耗していないような気になるのだが、水筒の水を飲みだすと止まらなくなるほど、身体が水分を欲していたことが判る。

わずか1時間かそこらの外出に過ぎないのだが、我ながらビックリした。

 

ツール・ド・フランスを見るためだけに1か月だけ契約したつもりのオンデマンドのテレビ視聴サービスだったのだが、

ツールも終わり、契約解除をしたつもりでいたのだが、なぜか勘違いでされておらず、解除どころか自動更新されてしまっていた。

とりあえず仕方がないので、あと1か月は契約しよう。ということで、ツール以外の自転車レースも見てみようと思っているのだが、

思いがけずはまってしまったのが、ニュルブルクリンク24時間耐久レースである。どうやら6月に開催されたレースのようだが、

その録画を毎晩少しずつ見ているのである。24時間レースと言えばル・マンだが、ル・マンよりも面白い。

小学生の頃に流行った『サーキットの狼』とか「マシンハヤブサ」を彷彿とさせるような、過酷なレースは、何だか見ていてドキドキする。

ル・マンでよく見られるような、レースのためだけに開発されたプロトタイプ車両がほとんど(とは言え、トップカテゴリーは市販車ベースながらもかなり

手が加えられているようだけど)見られないのも、面白さの一つかもしれない。

 

近頃は、マニュアル車を運転したくて仕方がない。もしもう1台車を買うチャンスがあるなら、

どんな車でもいいから、マニュアル車を買おうと密かに決心している。

 

昨日と今日の走行距離:26.3km、所要時間:約2時間、今年の累積走行距離:約1034km

2014/08/21

 

どうやら、もうオスプレイがこの辺を飛んでいるらしい

そのうちこの目でその姿を見ることができるのだろうな。

こうして既成事実化が進むのだ。数年後には日の丸を付けたオスプレイの編隊飛行を当たり前のように眺めているに違いない。

災害救助にも積極的に動員されて、便利だ、頼もしい!という世論が形成されていくのだろう。

 

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今年の蒸し暑さは、骨に沁みる。

 

一歩進んで二歩下がる、といった感じだろうか・・・いや、ちょっと違うかな・・・。

一歩進んで、十歩下がった感じがしないでもない。

 

まあ、淡々と歩くしかない。

2014/08/22

 

根拠もなく浮かれていた自分を戒める。

結局まだ何一つ変わっていないのだ。しっかりと気を引き締めないといけない。

 

今日も昨日と同様、猛烈な暑さ。

いつもより少し早く出かける用事があったのだが、電車を待っているホームで、シャツを肌が透けるまで汗でずぶ濡れにさせている人を見て、

暑い!と感じている人はボクだけじゃないのか、と安心した。

 

福助が出演するミュージカルのリハーサルが夕方からあり、迎えに行くついでに見させてもらった。

会場の時間の都合で前半だけしかできなかったようだったけど、舞台の上で歌って踊っている福助は、何だかいつもと違う感じで、

少しドキドキしてしまった。

 

2014/08/23

 

福助がここ4カ月ほど、ほとんどすべての日曜日を稽古に費やしてきたミュージカルの本番だった。

いつもは饒舌な福助が、起床してから一言もしゃべらない。

その様子を見て妻は「緊張してる」と笑っていた。なるほど、と思って、会場に送っていく車内でも注意していたが、

やはり福助はいつにないほど寡黙だった。やっぱり相当なプレッシャーを感じているようだ。

本番も打ち上げも終わって帰宅してから、妻が弁当を確かめると、ほとんど手つかずで残っていた。

よほど緊張していたらしい。

それでも、福助は舞台の上で与えられた役割をきっちり果たしていた。

2回の公演とも300人収容のホールが結構埋まるくらいの観客を動員して、想像以上によくがんばっていた。

脚本も良くて、自分の子供が出ていなくても案外楽しめる、楽しい内容だった。

 

どんな舞台であれ、舞台から見る景色は、舞台に立つ者にしか見ることができず、そうすることでしか感じられない感覚がある。

福助にとっていい経験になっただろうし、良い思い出になっただろうと思う。

 

2014/08/24

 

恩師を囲んで楽しい時間を過ごした。

いつお目にかかっても緊張するが、会うたびに元気をいただく。

頑張らなければと、いつも思ってしまう自分が情けない。

しかしまあ、それはさておき、頑張らなければと思う。とても良い刺激を受けた一日だった。

 

 

2014/08/25

 

全国学力テストで計測される点数によって示される数値は本当に「学力」だろうか?

その点数の上下をもって、●●県は「学力」が上がったとか下がったとか、本当にそう断言できるのだろうか?

そもそも前年度との数値を単純に比較することによって、今年は昨年より学力が上がったとか下がったとか、断言していいのだろうか?

その辺の妥当性はいかに担保されているのだろうか。

お国のシンクタンクがあうとそーしんぐした請負会社が実施するテストだけにそこらへんは一応担保されているとしても、

結局コンマ一桁まで精緻化された点数だけが一人歩きしていて、このこと自体あまりいいことだとは思えない。

 

ラジオのニュースの解説者から「明確な答えがある問題だけの正答率を競うことにどれだけの意味があるのか」という問いかけがなされていた。

まったくもって、もっともだと思う。

 

そもそも全国学力テストは、子どもの成績の出来不出来を比較し競わせるために行われるのではなく、指導法の改善に役立てるための、

まさに形成的評価を地でいくはずのものだったのに、いつのまにか不見識な地方政治家の集票道具にされてしまった感が否めない。

順位が上がった自治体の首長は揃いも揃って「やればできる」とだらしのない笑みを晒している。

 

まるで、次の選挙での勝利の保険を一つ勝ち得たようなドヤ顔だ。

だが、一言言っておきたい。知事さん、別にあんたが教えたわけじゃあないでしょう。別にあんたが直接テストに回答したわけじゃないでしょう。

「やればできる」のであれば、もう、放っておけばいい。

問題は、やってもできない子どもたちをどう支援するかにあるはずだ。

上位の地方ばかりが注目されるが、本来注目しなければならないのはどの地方にも存在するはずの下位校のはずだ。

要は現場でそのことが認識されていれば、別にそれで構わない。敢えてランキングにして面白おかしく煽り立てる問題の立て方はもっと問題だ。

 

僅か一桁の点数を上げるためだけに、どれだけ現場の教員が苦労したのか、分かっているのだろうか。

恐らくは予算獲得のための実績づくりの一資料として用いられるに過ぎない、役人のためのテストのために、

やってもできない子どもたちはどんな思いをしたのだろうか。やってもできない子どもに接する先生は、どんな思いをしたのだろうか。

それでもやらなければ、「ダメ」との烙印を押される、この強制的序列化構造から、いつになったら自由になれるのだろうか。

 

2014/08/27

 

散髪をする。ここ2カ月ほど丸刈りにしていたが、どうも周囲に対して無駄な威圧感を与えてしまうらしいので、丸刈りは諦めて今までどおりの

「スポーツ刈りもどき」という髪型にした。それがどんな髪型なのかは、よく分からない、というのもおかしいが、要は丸刈りとスポーツ刈りの中間の

ような中途半端な髪型ということだ。

頭頂部の髪の量が若干多いだけにもかかわらず、見た目の印象がかなり変わる。人間の印象なんてのは、所詮そんなものなのだな。

わさわさと生えていた髪の毛が短くなっただけで、ずいぶんと気分が変わる。

どうもくさくさとした気分だったので、正解だった。

 

今日はずいぶんと涼しい。もうしばらくして一段落したら、ヤビツ峠を攻略しよう。それだけは決めている。

 

2014/08/28

 

夏休みもいよいよ大詰め。福助もやり残した宿題を目の前に、目を白黒させている。

今日取り組んでいたのは「自由研究」。

一応材料を机の上にひろげては見たものの、恐らくはどうすればいいの変わらないのだろう、じっと動かず、手悪戯ばかりしている。

その姿はまるで、キーボードを前に冷や汗をかきながら凍結している自分自身を見せつけられているようで、非常に心苦しい。

思わず福助を追い詰めるような言葉を投げかけてしまうのだが、その一言ひとことが、100%自分自身に跳ね返ってくるのが、ますます痛い。

がんばれ、福助。お父ちゃんも頑張るからさ。

そう言いながら、父子でもがき苦しんだ一日だった。

 

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心無い人に傷つけられた盲導犬は、痛みを我慢して鳴き声を上げなかったのではないかと言われている。

もしかしたら、同じような目にあっている人間は、周囲の人が気付いていないだけで、実はたくさんいるのではないかと、ふと思った。

 

あの盲導犬の被害は、今の世の中を象徴している。

 

2014/08/31

 

軟式高校野球の準決勝で何と延長50回という記録が作られたそうだ。

3日連続で投手はどちらのチームも連投で、合計700球以上は投げているそうだ。

確かにひとつのことを成し遂げる体力と精神力は大したものだと思うが、将来のある若者をそこまで酷使していいのだろうかと、疑問にも思う。

 

期せずして、同じ日にボクと同年代のタレントが、毎夏恒例の電気の無駄遣いテレビ番組の企画で、100km以上も走らされていた。

公開処刑とは言わないまでも、まるで拷問を見させらているようで、痛々しい。

苦境に立たされた人間がそれを克服しようと努力する様には何か美しさを感じさせるものがあり、

それを克服した時には周囲に大きな感動が喚起される。

それがドラマ仕立てとして演出されればなおさらのことだが、世の中にはドラマにならない苦労など実にゴマンと転がっている。

耐えて努力を重ねれば必ず克服できると信じなければがんばれないほど、実は世の中は過酷で、

一人ひとりの人間は心が折れそうになりながら、声を上げることも許されず、ただただじっと耐えているのではないのだろうか。

そんなふうに思うと、あのタレントの「苦行」が何とも白々しく見えてしまうのだ。

 

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よくよく考えてみると、今年はやたらと暑かったにもかかわらず、節電の規制もなく、原発が稼働しない状態で乗り切ってしまったではないか。

そのことをなんでマスコミは大きく報じないのだろうか?